システマ定番のリラックスグッズといえば、ハリハリマット。
僕もシステマを始めてから知ったのですが、次の理由から「すぐに購入しよう!」とはなりませんでした。
- YouTubeを見るとかなり痛そう
- 2万円弱といいお値段する
- カラーランナップがわかりにくい
- システマ初心者の感想が少ない
なぜこれだけの不安材料があって購入を決めたかというと、このハリハリマットの前に『最強の整体』(DVD)を購入しまして「リラックスやっぱり必要ー!」と感じたんですよね。
そこでさらにリラックスを…と考え、ハリハリマットを試してみようと考えた次第。
結論、買って大満足でした。
しばらく足裏を乗せておくだけで足が軽くなりますし、マットの上に寝転ぶだけで背中がすっきりとします。マッサージともまた違った感覚ですね。
在宅ワーク中に足を乗っけて作業ができるので、他のハリハリシリーズと比べても一番使い勝手が良いと思います。
また、本記事ではハリに慣れていない方でもできる痛みの少ない使い方もご紹介します。
購入先はBASEショップがおすすめ。Amazonよりも安く、早く届きます。
ハリハリマットとは?
ハリハリマットはウクライナのリャプコ博士が考案したリラックスグッズです。
2710本のハリが敷き詰められたゴム製のマットになっていて、この上に立ったり寝たりします。
ハリは5種類の金属(鉄、銅、ニッケル、亜鉛、銀)からできていて、よくみると素材ごとに針の色が違いますね。

原理としてはこれらの針の間にガルバニック電流という微弱な電流が流れることにより効果が得られるとのこと。
使った後に身体が軽くなる感覚はこのおかげなのかも。
ハリハリマットの拠点であるウクライナでは医療現場でも使われているようで、ゴム部分には医療用ゴムが採用されています。
日本での愛称「ハリハリマット」は、システマ大阪のインストラクター大西亮一先生の命名だそうです。
» 参考動画:システマ「ハリハリマットの使い方」ほぼ1minレッスン
【レビュー】ハリハリマット
ここからはハリハリマットをたっぷりの写真と共に徹底レビューします!
パッケージ
宅配ピザの箱みたいな入れ物で届きます。

Lyapkoのマスコットであるハリネズミが可愛い。
小窓から中がのぞけます。

箱は薄手の段ボールみたいな感じで化粧箱といった感じ。結構しっかりしてます。
想像ではなんかもっとヨーロッパ的な(?)簡易的な梱包を想像していたので、ちゃんとしたパッケージに驚きでした。
大きさと重さ

大きさは約28cm x 48cm。
これまでYouTubeだけで見てきた印象ではもっと大きいのかと思っていましたが、実際届いてみると意外と小ぶり。
とはいえ普通に使う分には十分な大きさだと思います。

僕の足のサイズは29cmほどあります。ぱっと見でははみ出てるように見えますが(笑)足のヘリの部分は浮いているので、ギリギリおさまっている感じです。
足の大きさが29.5cm以上とかだと、マットの大きさが足りないかもですね。
重さは約750g。ズシっとした重みがあります。

この重さの良いところは、安定感が高いこと。
フローリングなどに敷いたときにはゴムのグリップ感も手伝って、マットがずれてしまうようなことがありません。
ハリの様子
合計2710本のハリが7mm間隔でびっしり埋め込まれています。

片面は針でびっしりなので、マットをたたむ際には手に刺さらないよう注意が必要です。
僕は最初、マットを持ち上げるのも一苦労でした。笑
また針が刺さってケガするんじゃないかとビクビクしてましたが、今のところそのようなことはありません。
よくよく調べてみるとハリの先端にはファセット加工で切子面を持たせていて、肌を傷つけない工夫がされているようですね。
ただし、勢いよく踏みつけたりしたらさすがにケガすると思います。
使い方
ここからはハリハリマットの使い方を痛みのレベル付きでご紹介。
使い始めは痛みレベルの低いものからやってみるのがおすすめです。
背中に乗せる(痛みレベル1)
うつ伏せになり、マットを背中に乗せる方法です。
ハリが刺さる感触はほとんどありませんが、マットの重さも相まって落ち着きます。
難点は一人ではできなことですね。家族にかけてもらいましょう。笑
椅子の足元に敷いて足を乗せる(痛みレベル3.5)
椅子に座る時に足元にハリハリマットを敷き、足裏を乗せる方法です。

数分でそこそこ食い込んできますが、マットから足裏を外すとなんとも言えない爽快感があります。
足が軽くなるので、僕は在宅ワークの時に足を乗っけて作業していることが多いです。
なお、だいたい10分ほど足を乗せ続けた様子がこちらです。

ポツポツと残って少し赤くなっていますが、いまのところ血が出たりといったトラブルはありません。
マットの上に寝る(痛みレベル3)
床にハリハリマットを敷いて、ハリ側を背中にして寝る方法です。
システマ東京の北川先生もこちらの動画でこの使い方を説明されていたので、一般的な使い方なのだろうと思います。
フローリングに直敷きだと刺激が強すぎる方は、お布団の上に敷いて寝転がるのがおすすめ。

床が柔らかいとうまいこと力が分散して、痛みが少しマイルドになります。
ただし、2, 3分くらい経つとだんだん痛くなってきて限界ですねー。
ようやく慣れてきまして、10分ほど寝転んでいられるようになりました!
というか、2, 3分までは痛みが昇ってくるのは変わらないんですが、システマ式の呼吸法をやっているうちに痛みが軽くなってきて気持ちよさが優ってきます。
最近では寝転がったまま眠りに落ちてしまうことも(笑)
あと、より腰にフィットさせたい時は丸めたタオルを敷いています。

平置きでは届かない腰のアーチに当たるので、とても気持ちが良い。
タオルなしで腰のアーチに沿わせたい場合は、寝た状態で膝を曲げると背中がまっすぐになります。
片足でマットに立つ(痛みレベル4)
両足で乗っかるのがつらい場合は、片足だけ乗っけましょう。

マットの上に乗ると、みぞおちに重いストライクをもらった時と似た感触が味わえます。セルフでのマーシャルアーツの練習としてもいいかも。
足を踏み込むと足裏からグワっと緊張が上がってくるので、システマ式の呼吸法で緊張を逃がします。
両足で乗るのと比べたらまだ耐えられるくらいの痛みです。
両脚でマットに立つ(痛みレベル10)
痛すぎて僕はまだできませんが、有名な方法なのでご紹介。
よく北川先生がYouTubeで紹介していますね。
体重が足裏に襲いかかってくるので、ヤバさを感じるほどの痛みです。
実際にやろうとしたもののとんでもなく痛い。どうしたら乗れるようになるんだ!笑
でもいつか両足で乗れるようになりたい。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは全6色です。

- ブラック
- グリーン
- レッド
- ブルー
- ダークブルー
- オレンジ
もしかするとここまでの写真を見た方の中には、「まだら模様じゃないんだ!?」と思われた方もいるかもしれません。
▼ まだら模様=こんな模様です。
僕も到着前はまだら模様を想像していたんですが、注文して届いたのは無地のものでした。
▼ こちらです。

製造時期によるものなのかバリエーションがあるのか謎ですが、模様を選べるショップは今のところないみたいですね。
とはいえ、僕としては無地の方がスッキリしていて好きかも。
まとめ
最後にハリハリマットの情報をまとめます。

商品名 | LYAPKO Acupuncture Big Pad |
サイズ | 27.5cm x 48cm |
針数 | 2710本 |
素材 | 鉄、銅、ニッケル、亜鉛、銀、医療用ゴム |
カラー | dark blue, red, orange, green, blue, black |
製造国 | ウクライナ |
ハリハリシリーズでどれか買おうか迷っている方には、マットがおすすめです。
ボールやローラーにも良さはあるんですが、使える場面が限られてくるんですよね…。
その点、マットだといろいろな使い方ができる汎用性と、使い方を変えることで痛みを調節できのでとても扱いやすい。
リラックスグッズとしてもマーシャルアーツの自主練にも使えるので、ぜひ一家に一枚!
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