【商品レビュー】Anova Precision Cooker【現行モデル】

現行モデルの「Anova Precision Cooker」をレビューした記事です。

旧作に比べて現行モデルでは、出力・タッチパネル感度の向上、Wi-Fi機能、防水機能が加わって大幅にパワーアップしました。

一方で、温度設定用のホイールが廃止されたり動作音が大きくなったりといった残念な変更点も。

結論からお伝えすると、Wi-Fi機能をガンガン活用したいならこの新型Anova一択かなと思います。

ただし静音性を求める方や遠隔操作をしたい方は、他の低温調理器を選んだ方が良いかもしれません。

現在ではAmazonでは取り扱いがないので、公式サイト、楽天市場、Yahoo!ショッピングからの購入になります。

目次

基本スペックと仕様を解説

まずは基本スペックと仕様を解説します。

外箱の外観

外箱

旧モデルの外箱と比べると、かなり小さくなりました。

箱の中身はこのよう感じです。

箱の中身

前作と同様、「低温調理器本体」「クランプ」「説明書」の3つだけというシンプルな構成です。

本体サイズと重さ

Anova本体の長さは32.5cmです。旧型Anovaに比べると大幅にサイズダウンされました。

出典:Anova公式HP

重量は実測で約650gです。

前作が1kg近くあったことを考えると、かなり軽量化されました。

液晶画面の説明

前作の「温度設定用のホイール」が廃止されたので、タッチパネルのボタンが増えました。

Anovaの液晶画面
  1. 現在の温度:現在の温度を表示します
  2. 設定温度:温度設定やペアリングに使います
  3. タイマーボタン:調理時間を計測するためのボタンです
  4. 「+/ー」ボタン:設定温度の調整に使います

普段よく使うボタンは、「スタートボタン」と「温度調整ボタン」です。

新型Anovaではタイマーボタンが改良され、前作よりずっと使いやすくなりました。

タッチパネルの反応

タッチパネルの反応は、現在手に入る低温調理器の中でもトップクラス。

とてもキビキビ動きます。

最高水位と最低水位

最低水位/最高水位

Anovaの先端からの長さを計ったところ、最高水位は6cm、最低水位は15cmでした。

そのため、コンテナの深さは15cm以上あれば十分です。

クランプの形状とサイズ

クランプは前作に引き続き、ネジ式です。

ネジ式を採用

前作と比べるとネジが少し小さくなり、デザインも洗練されています。ネジ式ならではのしっかりとした固定力は安心ポイントかなと。

クランプで少し大きめの仕様変更があり、それは「クランプと低温調理器をつなぐネジ」です。

低温調理器を閉めるネジ

このような形状になっており、円柱型のナベをコンテナとして使ってしまうとネジを緩めることができません

クランプの隙間の寸法は3cmほど。そのため、コンテナの厚みは2.5cmほどが限界かもしれません。

フチが厚めのクーラーボックス等を使う予定の方はご注意ください。

出力

出力は、最近の主流の1000Wです。

1000W

家庭用として普通に低温調理するには十分な出力で、800Wのものに比べると水温が上がるスピードはかなり早く感じます。

Wi-Fi接続に対応

外出先から遠隔操作できるように、Wi-Fi接続に対応しています。

Wi-Fi接続に対応

他社の低温調理器のWi-Fiがまったく使い物にならない中、このAnova Precision Cookerだけは完成度が異常に高いです

まず、アプリの画面がとても綺麗で操作がしやすい。例えばBONIQにもアプリがありますが、UI/UXという意味ではAnovaの方が数百倍完成度が高いです

また、Anova本体の電源を抜いた後もペアリングが途切れないのも好感が持てるポイントです。BONIQでは、本体の電源プラグを抜くとペアリングが途切れてもう一度連携の設定をする必要があります。

というわけで、「Wi-Fi機能をフル活用して、外出先からガンガン遠隔操作したい!」という方は、Anova一択なのではないかと思います。

アプリには多数のレシピが収録

出典:Anova公式サイト

Anovaアプリには、たくさんのレシピが収録されています。(実はアプリさえインストールすれば誰でもみられるんですが…)

Anovaと組み合わせれば、設定温度などを即座にAnovaに指示出しできるというメリットはあります。

プラグの形状とケーブルの長さ

電源ケーブルの長さは約100cmです。

前作よりも長くなりましたが、国産メーカーに比べるといまだに短い印象です

また、コンセントプラグはアメリカ仕様の3P仕様です。アダプタを別に購入しておきましょう

電圧は110-120V

Anovaの対応電圧は110-120Vですが、日本国内(100V)でも普通に動作します。

変圧器なしでもちゃんと動作しました

動作音

加熱をスタートさせると、かなり大きめの「ウィーン」という音が部屋に響きます

寝室近くに低温調理器を置こうと考えている方や、機械音が苦手な方は気になってしまうかも。この点だけは、かなりマイナスポイントでした。

動作音だけは、かなりのマイナスポイントでした。

保証期間

2年の長期保証が付きます。

これだけ長い保証がつくのはAnovaならではですが、何かあったときのやり取りは日本語対応はなく英語です

英語に自信がない方にとっては、日本のメーカーから選ぶのが良いかもしれません。

とはいえ、今では高性能な翻訳ツールもあるので「未来翻訳」のようなものを使いながら頑張ってやり取りしてみるというのも一つの手です。

そもそもAnovaならそうそう故障もしないですしね。

Anova公式サイト以外からだとメーカー保証がつかない場合があります。商品ページで確認してみてください。

使い方

ここでは、新型Anovaの使い方に絞って解説していきます。

クランプをセット

まずはコンテナにクランプをセットしましょう。上からはめて、ネジでしめればOKです。

クランプをセット

続いて、Anova本体を輪っかに通していきます。場所が決まったらもう一方のネジをしめて本体を固定しましょう。

低温調理器を固定

これでコンテナへのセットは完了です。

表示を華氏(℉)から摂氏(℃)に切り替え

買ってすぐは液晶の表示が華氏(℉)になっているので、異常に大きな数字が表示されているはず。

華氏表示

日本で標準的に使われている摂氏(℃)表記に切り替えましょう。

やり方は「温度計のマーク」を3秒間長押しするだけです。

摂氏表示に変更

これで温度が読み取りやすくなりました。

設定温度を決める

タッチパネルの「+」「ー」を押して、目的の温度を設定しましょう。

ポチポチ押していくことで、0.5度単位で変更できます。

長押しすることで、一気に設定温度を変えることもできます。

スタートボタンを押す

最後にスタートボタンを押します。

スタートボタンを押す

すると、コンテナ内のお湯をかき混ぜならAnovaが設定温度まで加熱してくれます。

加熱中はランプが青く光ります。

分解の仕方

黒い部分とシルバーの部分をねじるようにすると、分解できます。

Anovaの内部にゴミが入ってしまった時には、このように分解して内部を掃除することになります

とはいえ、ゴミが入ることは本当にマレなことで、分解する機会はほぼないと思っていて大丈夫です。

Anova Precision Cooker【新型】はこんな人におすすめ

これまでお伝えしたことと実際に使った感触から、新型Anovaをおすすめできる人を考えてみました。

おすすめな人

新型Anovaがおすすめな人は次の通りです。

おすすめな人
  • キビキビ動く低温調理器を探している
  • 外出先からAnovaを遠隔操作したい
  • 老舗メーカーの商品だと安心できる

それぞれ解説していきます。

キビキビ動く低温調理器を探している

他の低温調理器と比べると、動作のキビキビさはトップクラスです

タッチパネルの反応が良いのはもちろんのこと、モード切り替えなどもスムーズ。最新iPhoneを触ったときのようなストレスのない動作が楽しめます

もっさりした動作が許せない方は、Anovaを選ぶことで満足度が跳ね上がるはず。

外出先からAnovaを遠隔操作したい

新型Anovaの魅力の一つが、アプリの完成度の高さです。

外出先から遠隔操作したいなら、新型Anovaで決まり

Wi-Fi搭載で、これ以上操作性の良い低温調理器は他にありません。

老舗メーカーの商品だと安心できる

「老舗メーカーの方が安心できる!」という方も、Anovaをおすすめできます。

Anovaは2013年からあるメーカーで、低温調理器メーカーとしてはかなりの老舗です。

長く愛用され続けているメーカーだけに、ハードからソフトまで完成度はかなり高く、安定性がまったく違います。

おすすめできない人

反対に、新型Anovaがおすすめできない人は次の通りです。

おすすめできない人
  • 遠隔操作は不要な人
  • 静かな低温調理器を探している
  • 英語が苦手

こちらも順番に解説していきます。

遠隔操作は不要な人

「遠隔操作は必要ない!」という方は、あえて新型AnovaでなくてもOKです。

正直、新型Anovaの魅力の大きな部分は遠隔操作だと思っています。

見た目にこだわらないなら「アイリスオーヤマLTC-01」、デザイン重視で日本メーカーが良ければ「BONIQ 2.0」など、他にも良い低温調理器はあります。

静かな低温調理器を探している

動作音が大きいので、静かさを求めるなら選択肢から外した方が良いです。

機械音のような「ウィーン」という音なので、気になる人は結構多いのではないかと思ってます。

英語が苦手

説明書やサポートはすべて英語なので、英語が苦手な方にとってはハードルが高めです

その場合はムリせずに、日本語で対応してもらえる低温調理器を選んだ方が無難。

また、製品保証を受けるためには個人輸入する必要があるので、輸入や関税手続きに抵抗がある方にとってもややハードルが高く感じてしまうかもしれません。

新型Anova Precision Cookerを最安値で買う方法

新型Anovaが買える場所は次の通りです。

買える場所
  • Anova公式サイト
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング

最安値はAnova公式サイトです

保証期間も公式サイトからの購入が長いので、輸入や関税手続きが発生しても対応できそうなら公式サイトからの購入がおすすめ。

一方で、多少高くとも輸入手続きなどが面倒なら、楽天市場やYahoo!ショッピングから購入するのも一つの手だと思います。

まとめ:遠隔操作をやりたい方は新型Anova一択!

新型Anovaの一番のウリは「外出先からの遠隔操作」です

この機能が必要かどうか?が新型Anovaを選ぶべきかどうかを分けるように思います。

たしかに前作よりも本体がコンパクトになったりタッチパネルが改良されたりはしましたが、動作音が結構大きいので気になる方も多いかもしれません。

Wi-Fiが不要なら、他の低温調理器も視野に入れて選んでみましょう。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる