【旧型】低温調理器Anova Precision Cooker(Bluetoothモデル)のレビュー

  • 低温調理器Anovaってどんなもの?
  • 実機を使った人の感想が聞きたい
  • 使ってみて分かったことなど教えて

Anovaを使って2年ほどになる僕が、このような疑問にお答えします。

なお、今回のAnovaは廃盤品になっています。ご注意ください。

新型のAnovaについては、近日中にレビューする予定です。

» 参考:新型Anovaのレビュー(準備中)

メモ
2021年現在もDMMレンタルを使えば、レンタルができます。

【旧型】Anova Precision Cooker(Bluetoothモデル)について

【旧型】Anova Precision Cooker(Bluetoothモデル)について

これまで1億台以上販売されている低温調理器「Anova」の概要を説明します。

クラウドファンディング「Kickstarter」で資金調達してリリースされたAnovaですが、今では世界トップクラスの低温調理器メーカーになっています。

» 参考:Anova Precision Cooker – Cook sous vide with your phone

旧型と現行モデルの比較

今回紹介する旧型Anovaと、後継機種の新型を比較します。

スペック【本記事】
Anova Precision Cooker
【新型】
Anova Precision Cooker
金額$169 ¥23,888-
パワー800 W1000 W
重さ1.1 kg 0.7 kg
高さ368 mm325 mm
温度設定ホイールタッチパネル
防水IPX7
スペック比較表

スペックだけを見ると旧型が「イマイチ?」と感じますが、普段使っていく上でまったく不自由はありません。

新型では「サイズダウン」「パワーアップ」と改善されていますが、旧型であっても実用にはまったく問題ありません。

MEMO
我が家のAnovaは、使い始めて2年以上たった今でも現役バリバリで使えています。

パッケージに入っているもの

パッケージに入っているもの

パッケージに入っているのは2つだけで、超シンプル。

  • Anova本体
  • クランプ

クランプとは、コンテナにAnovaをくっつける器具のことです。

なお、水をはっておくコンテナは自分で用意する必要があります。

ご家庭にある深めのナベでも代用できるので、選び方に迷ったら次の記事も参考にしてください。

» 参考:低温調理コンテナ(容器・ナベ・水槽)選びのポイントとおすすめの容器【代用品も紹介】

Anova Bluetoothモデルの使い方

Anovaの基本的な使い方をご紹介します。

コンテナに「Anova」と「クランプ」をセット

まず、コンテナにクランプをセットします。

クランプのあなにAnovaを上から差し込んでセット完了です。

コンテナに水をはる

コンテナに水をはります。

このとき、Anovaの最低水位(Min)と最高水位(Max)の間に水面がくるようにします。

ジップロックに入れた食材をコンテナにセット

食材をジップロックに入れて、洗濯バサミなどで固定します。

温度設定をして、スタートする

温度を選択して、スタートボタンを押します。

あとは加熱時間だけ放置するだけで完了です。

ちなみに、クランプはコンテナにつけっぱなしのことが多いです。

クランプからAnovaを真上に引き抜けば脱着できるので、掃除の時にもクランプを外す必要はありません。
(Anova Nanoはクランプが一体型になっているようなので、注意が必要)

調理後はコンテナを洗って、Anovaも軽くすすいでおきます。

MEMO
他社の低温調理器であっても、基本的な操作方法は上記と変わりません。

【旧型】Anova Bluetoothモデルを2年使ったレビュー

【旧型】Anova Bluetoothモデルを2年使ったレビュー

使用歴が2年ほどになると、色々見えてくることもあります。

BONIQなどの他の低温調理器を触った視点も踏まえてAnovaをレビューしていきたいと思います。

ホイールが便利

温度設定に使うホイールは、かなり便利です。

新型Anovaの温度設定方法は、ホイールではなくてタッチパネルとなりました。

ですが、個人的にはホイールで一気に設定温度を上げ下げできるのが直感的で好きでした。

なお、初代BONIQもこのホイールが付属していました。

タッチパネルの反応が良い

タッチパネルの反応がよく、操作にストレスを感じません。

低温調理器によってはタッチパネルの感度が悪いこともあります。
タッチパネルは操作のたびに触る箇所なので、反応が良いものを選んだ方がストレスを感じません。

調理は毎日のことですから、できるだけ操作にストレスを感じないものが良いです。

温度が正確

水温が正確で、狙った温度ほぼピッタリに保ってくれます。

温度のブレが大きい低温調理器だと、食中毒リスクを負ってしまいます。
やっぱり、この点の信頼性は大事かなと思ってます。

とはいえ、Anovaについても故障がないとも限りません。

そんな時のために、デジタル式の温度計を使って故障してないか確認しておくと安心です。

» 参考:低温調理に必要なもの11選【必需品と便利なグッズ・調味料をご紹介】

サポートがすごい

保証期間が、低温調理器では長めの2年間ついてきます。

BONIQは1年、それ以外の低温調理器でも1年のものがほとんどです。

僕は幸いにもこれまでAnovaが故障したことがないため、サポートを受けた方のコメントを引用します。

英語でのやりとりになるものの、サポートはかなり手厚いようです。

安心感がありますね。

MEMO
Anovaはサポートについては、悪い噂がみられませんでした。

かなり本体が大きい

Anova本体は、かなり大きいです。

旧型Anovaだと、コンテナもそれなりの大きさが必要です。
「できるだけ設置場所はコンパクトにしておきたい」という方は、オススメできないかも。

また、「低温調理器を持ち運ぶことが多い」という方もイマイチかもしれませんね。

MEMO
コンパクトに越したことはないですが、慣れればそんなに気になりません。

外出先からの操作には未対応

Bluetoothモデルなので、外出先からは操作できません。

でも、外出先から温度コントロールしたいという方は少数派であり、そんなに気にしなくてもいいように思います。

MEMO
外出先から操作したい場合は、Wi-Fi機能がついているものを選びましょう。

水の加熱にやや時間がかかる

1000Wと比べてしまうと、水の加熱はやや遅いです。

旧型Anovaを使った後に1000Wの低温調理器を使うと「うわ!早い!」と感動を覚えるほどではあるのですが、800Wであっても不自由は感じませんでした。

普通に低温調理する上では、800Wであってもまったく問題ありません。

MEMO
急ぎの場合は、やかんでわかしたお湯を足しても良いです。

表記はすべて英語

説明書やサポートなどは、すべて英語です。

とはいえ、英語が苦手な方も「Google翻訳」に文章を入れれば翻訳できるので、そこまで大きな苦労はない気がしています。

「いやいや、それでも英語はちょっと…」という方は、次の記事も参考にしてみてください。日本の低温調理器もいくつか紹介しました。

» 参考:失敗しない低温調理器の選び方【おすすめの低温調理器も紹介】

3Pコンセント仕様

3Pコンセント仕様

Anovaは3Pプラグなので、日本のコンセントに直接させません。

そのため、写真のような変換アダプタが必要になります。

日本とアメリカで電圧がやや違いますが、変圧器なしでも使えています。

Anovaを使っていて戸惑いそうなところ

Anovaを使っていて戸惑いそうなところ

Anovaを手に入れてちょっと困ったことや、購入前の疑問点などをまとめました。

タイマー機能について

以下の方法で、タイマー設定ができます。

  1. 「スタートボタン」を8秒間長押し
  2. 「タイマーボタン」を3秒間長押し
  3. ローラーで時間を設定し、「タイマーボタン」を押す

これで設定時間になったら音でお知らせしてくれます。

なお、タイマー時間がきてもAnovaの動作は止まりません。
Anovaが止まったまま長い時間が経つと、食材の温度が下がっていって食中毒リスクが上がるためだと思います。

なお、手順1で【摂氏 ⇄ 華氏】が切り替わってしまいます。

そのためちょっと扱いづらいと感じており、僕はスマホのタイマーを使って調理時間を管理しています。

MEMO
新型Anovaでは、タイマー機能がかなり改善されていました。

摂氏と華氏の切り替え方法

「スタートボタン」3秒間長押しで、摂氏と華氏の切り替えができます。

ANOVA購入時は「華氏表示(℉)」になっているのでやたら高い数字が表示されると思いますが、この設定をすることで通常の温度表示になおります。

お出かけ前にセットしたAnovaが止まっている

Anovaは水位の最低ライン「MIN」を下回ると、動作が止まります。

対策としては、次のようなものが考えられます。

  • まとまった水量が入るコンテナを使う
  • 水を多めにはって出かける
  • 鍋にはフタをして、蒸発を防ぐ

外出するときなどは、できるだけ多めに水を張って出かけるのがオススメです。

電源コードの長さ

実測したところ、約70cmでした。

電化製品にしてはやや短めな気がするので、設置場所によっては延長コードを用意した方が良いと思います。

コンテナの水を変える頻度

僕の場合は、一度調理するごとに水を取り替えています。

低温調理ではポリ袋に食材を入れるので、水に直接触れるわけではありません。そのため水を変えなくとも影響は少ない気もするのですが、「念の為」変えているという感じです。

MEMO
何度も水を使い回すとホコリが浮いてきて、あまり衛生的ではありません。

Anovaの設置場所はどうしてる?

僕はフローリングにナベ敷をおき、その上にコンテナを設置してます。

低温とはいえ、60度程度の高めの温度になります。

そうなると、フローリングに直接置いてしまうと床面が痛んでしまうのが怖いですよね。したがって、ナベ敷きは必須だと思っています。

その他、あると便利なものは次の記事で紹介しました。

低温調理に必要なもの11選【必需品と便利なグッズ・調味料をご紹介】

まとめ:Anova Precision Cookerはバランスの取れた低温調理器

今回紹介したAnova Precision Cookerの内容をまとめます。

  • 現在は廃盤となっており、中古購入かレンタルのみ
  • ホイールが便利で、タッチパネル感度も良好
  • 温度が正確で、サポートの評判も良い
  • ただし、本体が大きく水の加熱はやや時間がかかる
  • 英語表記、アメリカ式のプラグ形状なのでアダプタが必要

欠点として挙げた点もありますが、総じて大満足です。

英語のみ対応というのがやや引っかかりましたが、2年たった今もまったくトラブルがありません。

現在手に入る新型Anova Precision Cookerは、他記事で詳しく解説する予定です。

» 参考:Anova Precision Cooker【新型】をレビュー・解説(準備中)