低温調理器Anova Precision® Cookerのレビュー【旧型と比較】

  • 低温調理器「Anova」ってどんなもの?
  • 新型Anovaの感想が知りたい
  • 新型と旧型の違いってどんなところ?
  • Anovaはどんな人におすすめ?

このような疑問にお答えします。

旧型も合わせると使用歴2年以上になる僕が、新しく発売されたAnova Precision® Cookerをレビューします。

MEMO
なお、旧型Anovaは別記事で解説しました。

低温調理器Anova Precision® Cookerとは?

出典:Anova公式ホームページ

Anova社や、Anovaのランナップ(種類)などについて解説します。

Anova Applied Electronics, Inc(Anova社)

Anovaは、Anova Applied Electronics, Inc(Anova社)から販売されている低温調理器です。

2013年にサンフランシスコで設立されたスタートアップ企業で、2014年にクラウドファンディングにより180万ドルの支援を受けてAnovaを製品化しました。

今では全世界で1億台以上販売されており、低温調理器メーカーではトップクラスのシェアとなっています。

MEMO
初の家庭用低温調理器「Nomiku」(2019年事業閉鎖)が2012年創業なので、2013年創業のAnovaはかなりの老舗と言えます。

現在販売されているAnovaの機種

左から「Anova Nano」「Anova Precision® Cooker」「Anova Pro」

現行で手に入るモデルは、次の3種類です。

  • Anova Precision® Cooker Nano
  • Anova Precision® Cooker
  • Anova Precision® Cooker Pro

今回紹介するのは、中間ランクの「Anova Precision® Cooker」です。

スペックAnova NanoAnovaAnova Pro
公式HP価格15,388円23,888円44,888円
最大調理サイズ(記載なし)(記載なし)100リットル
出力750W1000W1200W
高さ32.5cm32.5cm35.0cm
重さ0.7kg0.7kg1.29kg
クランプ脱着×
防水
アプリBluetoothWi-FiWi-Fi
メーカー公表データ

家庭用途なら「Nano」か「Anova Precision® Cooker」の二択になると思います。

Nanoもスペックとしては十分ですが、クランプの脱着ができません。

クランプの脱着ができないと、コンテナを掃除するたびにネジを緩めて本体を外す必要があります。

一方で「Anova Precision® Cooker」や「Anova Pro」だとネジを緩めなくても本体の脱着ができます。この違いは大きい。

MEMO
「Anova Pro」は、家庭用として使うにはあまりにオーバースペックです。

低温調理器Anova Precision® Cookerのレビュー【新旧比較も】

出典:Anova公式HP

低温調理器の中では老舗にあたるAnovaは、やっぱり動作も安定していて安心感がありました。

新旧の違いを踏まえ、Anova Precision® Cookerのレビューをしていきます。

まずは、新型Anovaを使っていて気になったポイントから触れていきます。


コンセントプラグが海外仕様

コンセントプラグが海外仕様

アメリカ製なので、コンセントプラグはアメリカ仕様の「3Pタイプ」です。

そのため、日本のコンセントに差し込むためには変換アダプタが必要になります。

コンセント周りをスッキリさせたいという方は、ちょっと気になる点かもしれません。

MEMO
なお、電圧は日本のものとやや違いますが問題なく動いてくれています。

旧型Anovaに比べると作動音が大きい

旧型Anovaに比べると、運転時の音が大きいように感じました。

ワンルームマンションなどで、寝る場所の近くにAnovaを設置する場合などは音が気になるかもしれません。


僕としてはこれらのことはあまり気になりませんでしたが、「ちょっと不安…」という方は別の低温調理器から選んだほうが無難かもしれません。

» 参考:失敗しない低温調理器の選び方【おすすめの低温調理器も紹介】

では、新型Anovaのレビューをしていきたいと思います!

ホイールは廃止され、タッチパネルに

新型Anova(左)と、旧型Anova(右)

旧Anovaでは温度設定用にホイールがありましたが、新型では廃止されてタッチパネルによる操作になりました。

結論として、ホイールが廃止されてもまったく問題なしでした。

たしかにホイールは便利でしたが、新型はタッチパネルの反応がかなり良いので、温度変更はそこまで不自由しません。

MEMO
ホイール廃止はかなり気になってましたが、完全に杞憂でした。

水温を加熱するスピードが格段に速い

旧型は800Wでしたが、新型は1000Wにパワーアップしてます。

新型Anova旧型Anova
準備中準備中
25度から40度の加熱にかかった時間

スタートボタンを押した直後に水温がグングン上がっていくので、とても気持ちが良いです。

MEMO
旧型だとヤカンで沸かしたお湯を入れることもありましたが、新型にしてからなくなりました。

本体がコンパクトになり、キッチンがスッキリ

旧型Anova(左)と新型Anova(右)

旧型に比べるとかなりスリムに、スッキリとしました。

だいぶコンパクトになり、デザインも洗練されましたよね。

キッチンに置いてあってもスッキリとインテリアに馴染んでくれます。

なお、Anovaよりもよりコンパクトな低温調理器(BONIQなど)もありますが、お掃除などのメンテナンスの手間を考えるとAnovaくらいの大きさが良いように思います。

Wi-Fi機能がおもしろい

外出先から設定温度が見れたり、温度変更できるWi-Fi機能がついています。

僕は比較的ざっくりした人間なので、細かく火入れのコントロールをすることはありません。ただ、アプリを入れておくと外出先から操作できたりするのは面白かったです。

家で妻が低温調理器を作動させると通知がくるので、「今日はなんの料理だろう?」と想像するのも楽しいです。

Anova Precision® Cookerレビュー
  1. 新型はホイール廃止、タッチパネルに
  2. 加熱スピードは格段に向上
  3. コンパクトになり、キッチンのスペース節約
  4. 外出先からの遠隔操作が面白い

Anova Precision® Cookerをおすすめできる人

Anova Precision® Cookerをおすすめできる人

ほぼすべての低温調理を始めたい人におすすめできますが、英語に不安があるなら他の低温調理器もありだと思います。

コンパクトな低温調理器を探している

低温調理器としては、かなりコンパクトな部類です。

これにより小さめのコンテナでも低温調理が可能になり、キッチンのスペースをあまり取らずに設置ができます。

なおBONIQなどのさらにコンパクトな低温調理器はありますが、掃除などのメンテナンス性が落ちるような気がしたので新型Anovaはほど良いコンパクトさなのではと思っています。

英語にある程度抵抗がない

説明書やサポートを受ける際は、すべて英語です。

そのため、英語がまったくダメという方は避けた方がいいかも。
僕は英語があまり得意ではないものの、「Google翻訳を使えば何とかなるだろう」という見立てのもとAnovaにしました。

操作も簡単ですし、Anovaのサポートはかなり定評があるのであまり心配する必要はないと思ってます。

それでも「日本語対応のものがいい!」という方は、日本メーカーからも低温調理器が出ているのでこちらから選びましょう。

» 参考:失敗しない低温調理器の選び方【おすすめの低温調理器も紹介】

外出先から低温調理器を操作したい

Wi-Fi機能がついているので、外出先から温度変更などしたい方はピッタリです。

他社製でWi-Fi対応のものもありますが、アプリの完成度からいうとAnovaの方が良いことが多いです。

Anovaアプリは本当によくできているので、遠隔操作したいなら激しくおすすめしたいです。

Anova Precision® Cookerをおすすめできる人
  1. コンパクトな低温調理器がいい
  2. あまり英語に抵抗がない
  3. 外出先から低温調理器を操作したい

Anovaの初期設定と基本的な使い方

Anovaの初期設定と基本的な使い方

Anovaの基本的な使い方と、細かな設定方法などを解説します。

まずやるべき初期設定【温度表示】

Anovaは出荷状態では華氏表示(℉)です。

そのため、商品が到着して電源を入れると、普段見慣れている温度表示よりもだいぶ高い温度が表示されるはずです。

例えば、普段僕たちが使っている摂氏35度は、華氏表示に直すと95度です。

これを日本で使われている摂氏表示(℃)に直すには、左上にある「温度計ボタン」を長押ししましょう。

基本的な使い方

Anova Precision® Cookerの基本的な使い方は以下の通りです。

クランプと低温調理器を設置

水をMaxとMinの間まで注ぐ

Anovaの温度設定をし、予熱する
ジップロックに入れた食材を投入
加熱時間が経過したら、仕上げる
盛り付け
MEMO
他の低温調理器と操作方法はほぼ変わりません。

Anovaはどこで買う?【おすすめの購入先】

Anovaはどこで買う?【おすすめの購入先】出典:Anova公式HP

現在、AnovaはAmazonで買えません。

そこで、どこから購入するのがベストなのか僕の意見をご紹介します。

一番のおすすめは、公式サイトから輸入

おすすめは、公式サイトから直接買うことです。

何といっても、日本で買うよりも格段に安く買えますし、ところどころで日本語表示もあるので普段通販サイトを使うのに近い感覚で買えます。

» 参考:「Anova Precision® Cooker公式HP」へ

ただし、この方法だとアメリカからお取り寄せ(つまり「輸入扱い」)になります。

そのため、納期がだいぶかかりますし、輸入に慣れていない方にとっては不安に感じてしまうかもしれません。

国内ECサイト【楽天、Yahoo!ショッピング】

金額はやや高くなってしまいますが、国内の通販会社から買うという手もあります。

このうち、おすすめはYahoo!ショッピングです。

楽天は、価格が高すぎかな…という印象。ポイントが貯まるにしても、あまりに高いので「Yahoo!ショッピング」一択かなと思います。

輸入が不安、早く欲しいなら「メルカリ」

メルカリなら新品であっても、楽天などより安く買えることがあります。

輸入ではなく、日本の方が個人出品されていることがほとんどなので、納期もそれほどかからないことが多いです。

» 参考:メルカリで「Anova」を検索

ただし、出品者によって対応が違うことや、中古の場合にはキズや動作確認がしづらいです。

また、時期によって欲しいものが出品されていない場合などもあるので注意が必要です。

まとめ

新型Anova Precision® Cookerのレビューをお届けしました。

最後に記事の内容をまとめてみたいと思います。

まとめ
  • コンセント変換アダプタが必要
  • 旧型に比べると動作音が大きめ
  • ホイールは廃止され、タッチパネルに
  • 水温を上げるスピードはかなり早い
  • 本体はかなりコンパクトになり、洗練された

旧型に引き続き、かなりおすすめの低温調理器であることは間違いありません。

購入先については、次の順番でおすすめです。

できれば公式サイトで、不安を感じるならば「Yahoo!ショッピング」での購入がおすすめです。