【完全ガイド】低温調理器の選び方|選ぶポイントと機種ごとの比較

  • 低温調理器の選び方が知りたい!
  • 機種ごとの特徴を教えてほしい。

このような疑問にお答えします。

最近では多くのメーカーから低温調理器が発売されています。これだけの種類があると、どの機種を選んだらいいか決めかねてしまいますよね

低温調理器の役割はお湯の温度を一定に保つだけなので、どの機種を選んでも違いがないようにも思えます。しかし、実際に使ってみると操作性やデザインなどで大きく違います。

本記事ではこれまで5種類の低温調理器を使ってきた僕が、低温調理器を選ぶ際のポイントと機種ごとの特徴をお伝えします。

目次

低温調理器の選び方

低温調理器の選び方

低温調理器選びのポイントは、大きく以下の通りです。

低温調理器を選ぶポイント
  • 操作性
  • 出力
  • ネジ式 or クリップ式
  • コンセントプラグ形状
  • 保証期間
  • デザイン
  • スマホ操作

順番に解説していきます。

操作性

操作性

普段使っていく時にもっとも気になるのが、操作性です。

具体的には次のようなところが気になるポイントです。

操作性のポイント
  • タッチパネルの感度
  • アプリの使い勝手
  • タイマーの仕様

基本的には「発売時期が新しいほど」「値段が高くなるほど」操作性は高くなると考えて良いです。

出力(定格消費電力)

出力(定格消費電力)

出力が大きくなるほど、水温がすぐに上がります。
最近の主流の出力は1000Wで、特別な理由がない限り1000Wを選べば間違いなし

低温調理器の出力はおおむね次のように分けられます。

低温調理器の出力
  • 800W:旧型に多い
  • 1000W:現在の主流
  • 1200W:業務用
かろちょあ

1000Wのものがもっともコスパが高いです。

クランプの形状

クランプの形状

コンテナに低温調理器を固定する部品をクランプといいます。2種類ありますが、基本的にはクリップを選べばOKです。

クランプの形状
  • クリップ式:ワンタッチで取り外せる
  • ネジ式  :ネジで強力に固定

最近はほとんどの低温調理器がクリップ式なので、必然的にクリップ式を選ぶことになると思います。

コンセントプラグ形状

2P(左)と3P(右)

コンセントプラグの形状にも2種類あります。

コンセントプラグ形状
  • 2P仕様:日本のプラグに挿せる
  • 3P仕様:海外仕様でアダプタが必要

こちらも最近は2P仕様ばかりなので、そこまで心配する必要はないです。

ただし、Anovaなど3Pプラグの低温調理器を使う場合には、別途アダプタが必要になります。

動作音

動作音

低温調理器の機種によっては、かなり動作音が大きいことがあります

ダイニングやキッチンならあまり気になりませんが、寝室近くに設置する場合には動作音が静かなものを選びましょう。

保証期間

保証期間

ほとんどの商品が1年間の保証期間です。

Anovaなどの一部の機種に限っては、2年間保証という長めのものもあります。

デザイン

デザイン

キッチンに置くことを考えると、できるだけコンパクトでスタイリッシュなものの方が圧迫感を感じません。

色はブラックなどの収縮色を選ぶことで、圧迫感をおさえられますね。

スマホ操作

スマホ操作

Wi-FiやBluetoothに対応した低温調理器では、スマホを使って遠隔操作ができます。

結論として、このような機能は不要だと思って良いです。上級者は「食べる時間に合わせて温度を変化させて火入れをコントロールする…」ということもしますが、手間もかかるし初心者の方はここまで手が回らないです。

かろちょあ

完全に上級者向けの機能ですね。

現在手に入る低温調理器を徹底解説

ここからは実際に購入・レンタルしてみた結果をもとに、各低温調理器の使用感などをまとめます。

BONIQ 2.0:22,000円

BONIQ 2.0:22,000円

» BONIQ 2.0の販売ページへ

BONIQシリーズの最新版です。

デザインは前作のBONIQ Proのものを踏襲していますが、本体の素材を樹脂にしたり出力をおさえることによって価格が22,000円まで見直されました。

BONIQ 2.0の特徴はなんといっても、置くだけでキッチンがおしゃれになるデザインです。太くて大きい低温調理器が多いなかで、この外観は大きな優位性だと思います。

ただし、タイマー機能に少しクセがあったり、スマホアプリが使い物にならなかったりといったデメリットもあります。これらについての詳しい解説は、別記事にまとめました。

操作性

△ タッチパネルの感度は良好だが、タイマー機能にややクセあり

出力

○ 1000W。一般的な出力でストレスはない。

クランプの形状

○ クリップ式。バネの強さもしっかりしていて簡単にずれない。

コンセント

○ 日本仕様の2Pコンセントプラグ。

動作音

○ 一般的な動作音で、気になる程でもない。

保証期間

○ 1年間。

デザイン

◎ スリム・コンパクトなデザインで、キッチンに置くだけでおしゃれに。

スマホ操作

△ スマホ対応しているが、アプリの質がいまいちで実用性は×。

BONIQ Pro:32,780円

BONIQ Pro:32,780円

» BONIQ Proの販売ページへ

BONIQの飲食業者用モデルです。

1200Wと高出力なので、コンテナ内の水温はみるみるうちに上がっていきます。これくらい早いと、本当に気持ちがいいです。

そして、どこに置いてもサマになる洗練されたデザインも魅力に感じました。

ただ、BONIQ 2.0と同様でタイマー機能にクセがあったりアプリが使い物にならないというデメリットもあります。

あとは低温調理器の中では値段がかなり高めなので、これだけの金額を支払って1200Wの高出力が欲しいか…?というところですね。正直なところ一般家庭ではオーバースペックで、業者のための商品といった感じです。

操作性

△ タッチパネルの感度は普通。タイマー機能にややクセあり。

出力

◎ 1200W。水温がグングン上昇していく。

クランプの形状

○ クリップ式。しっかりグリップしてくれてズレることはない。

コンセント

○ 2P仕様。

動作音

○ 一般的な動作音の程度。

保証期間

○ 1年間

デザイン

◎ 洗練されたスリム・スタイリッシュなデザインと、金属の質感。

スマホ操作

△ スマホ操作できるが、アプリのデキがいまいち。

Anova Precision Cooker [現行モデル]:23,000円前後

Anova Precision Cooker [現行モデル]:23,000円前後

» Anova Precision Cooker[現行モデル]の販売ページへ

現行のAnova Precision Cookerで、前作と比べてかなり改良されました。

まず、出力が【800W→1000W】にパワーアップ。お湯の加熱速度が飛躍的に速くなりました。さらにデザインがスリムに洗練され、Wi-Fiも搭載されているため外出先からのスマホ操作ができます。

一方で残念なところは、運転時の動作音が大きいこと。運転中は「ウィーン」という大きめの機械音がするので、寝室の近くで動かすとキツイです。

また、前作にあった温度設定用のホイールは廃止されてタッチパネルになりました。おそらく防水性能を強化したためだと思いますが、ホイールが最高すぎただけにこの仕様変更は残念でした。

操作性

○ タッチパネルの反応はよく操作も直感的にできる。

出力

○ 1000W。現在の一般的な出力。

クランプの形状

◎ ネジ式。

コンセント

△ 3P仕様なので変換アダプタが必要。

動作音

× かなり大きめの「ウィーン」という機械音がなる。

保証期間

◎ 2年間の長期保証がつく。

デザイン

◎ 前作よりスリムでおしゃれなデザインに。

スマホ操作

◎ 外出先からも操作できるWi-Fiで、アプリデザインも最高。

廃盤になった低温調理器

廃盤になってしまった低温調理器も一部のショップでは買えることがあります。

出力が弱いものが多いので積極的にはおすすめしませんが、操作性が高いものも多いです。

Anova Precision Cooker Bluetooth

Anova Precision Cooker bluetooth model

» Anova Precision Cooker bluetoothの販売ページへ

温度設定用のホイールがとても便利で、タッチパネルの感度も良好です。

アプリもトップクラスのデキなので、アプリからガンガン操作をしたいならAnova一択かなと思います。

ただしこの旧モデルはbluetooth接続なので、家の中からしか操作はできません。外出先からの操作がしたい場合は、Wi-Fiモデルを選ぶ必要がありますね。

デメリットとしては、出力が弱めの800Wであること、コンセントが3P仕様であること、キッチンにおくと大きくて圧迫感があることです。

とはいえ、総合してみるととても使い心地の良い低温調理器でした。

操作性

◎ タッチパネルの感度は良好。ホイールによる温度変更も便利。

出力

△ 800W。温度が上がるスピードはやや遅め。

クランプの形状

◎ ネジ式。コンテナを固定するネジと本体を固定するネジの2つあり。

コンセント

× 3P仕様。アメリカ仕様なので、アダプタが必要。

動作音

○ 多少の音はしますが、寝室近くでも気になるほどではありません。

保証期間

○ 2年間。全メーカーでトップクラスに長い保証期間。ただしサポートは英語。

デザイン

× ひと昔前のデザイン。大きく圧迫感があるので、キッチンで目立つ。

スマホ操作

◎ ハイレベル。アプリがよくできている。bluetoothなので外出先からの操作は不可。

BONIQ

» BONIQの販売ページへ

日本メーカーの葉山社中から発売された初代BONIQです。

外観や操作感はAnova Precision Cookerにかなり近く、タッチパネルの反応も良好で、使用感はとてもよかったです。

加えて、コンセントは日本のものに直挿しできる2P仕様、1年間の保証もつきます
※ 廃盤。公式サイト以外は転売業者からの出品なので保証がありません。

とはいえ、出力は700Wと弱めで水温が上がるスピードもやや遅め。本体サイズもかなり大きく、キッチンにおくとある程度の圧迫感があります。

アプリに対応していないので、操作は本体のタッチパネルからおこないます。

デメリットとしては、出力が弱めの800Wであること、コンセントが3P仕様であること、キッチンにおくと大きくて圧迫感があることです。

とはいえ、総合してみるととても使い心地の良い低温調理器でした。

操作性

◎ タッチパネルの感度は良好。ホイールによる温度変更も便利。

出力

△ 800W。温度が上がるスピードはやや遅め。

クランプの形状

◎ ネジ式。コンテナを固定するネジと本体を固定するネジの2つあり。

コンセント

× 3P仕様。アメリカ仕様なので、アダプタが必要。

動作音

○ 多少の音はしますが、寝室近くでも気になるほどではありません。

保証期間

○ 2年間。全メーカーでトップクラスに長い保証期間。ただしサポートは英語。

デザイン

× ひと昔前のデザイン。大きく圧迫感があるので、キッチンで目立つ。

スマホ操作

◎ ハイレベル。アプリがよくできている。bluetoothなので外出先からの操作は不可。

BONIQ

» BONIQの販売ページへ

日本メーカーの葉山社中から発売された初代BONIQです。

外観や操作感はAnova Precision Cookerにかなり近く、タッチパネルの反応も良好で、使用感はとてもよかったです。

加えて、コンセントは日本のものに直挿しできる2P仕様、1年間の保証もつきます
※ 廃盤。公式サイト以外は転売業者からの出品なので保証がありません。

とはいえ、出力は700Wと弱めで水温が上がるスピードもやや遅め。本体サイズもかなり大きく、キッチンにおくとある程度の圧迫感があります。

アプリに対応していないので、操作は本体のタッチパネルからおこないます。

操作性

◎ ホイールや感度の良いタッチパネルで操作性良好でした。

出力

△ 700W。最近の低温調理器と比べるとかなり低め。

クランプの形状

○ ネジ式。がっちり固定してくれるが、Anovaについている低温調理器を固定するネジはない。

コンセント

◎ 日本仕様の2P仕様。

動作音

○ 多少するが、気になる程でもない。

保証期間

○ 1年間。

デザイン

△ かなりぼってりとしていて圧迫感がある。

スマホ操作

× スマホ接続は非対応。

まとめ:選び方のポイントをおさえて最適な低温調理器を見つけよう!

まとめ:選び方のポイントをおさえて最適な低温調理器を見つけよう!

ここまで具体的な機種をあげて特徴を解説してきましたが、気になる低温調理器はありましたでしょうか?

本記事を参考に、長く付き合える低温調理器に出会うことができましたら嬉しいです。

もしも「この低温調理器をレビューして欲しい!」というご要望がありましたら、ご遠慮なくコメント欄よりメッセージをお願いいたします!できる限り、実機を試した上でレビューさせていただきます。

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