- 低温調理をはじめてみようかな…
- まずは最小限の道具でスタートしたい
- グッズはどうやって選んだらいい?
このような疑問にお答えします。
本記事では、低温調理に必要な道具を網羅的に解説しました。
合計で8種類の道具をご紹介しました。これから低温調理を始めるのなら【必需品3選】だけを揃えてみてください。これさえあれば低温調理はすぐにスタートできます。
他の道具は必要性を感じたら徐々に揃えれば十分です。まずは、気負わずにはじめてみてくださいね。

低温調理は、意外と少ない道具でスタートできます!
【必需品3選】低温調理で必要なもの
低温調理の必需品は、次の3つです。
- 低温調理器
- コンテナ
- ポリ袋
すでにコンテナやポリ袋があるご家庭なら、低温調理器だけ買い足せばスタートできますよ。



最低限の道具で始めたい方は、これだけ揃えましょう!
低温調理器


まず、絶対に必要なのが低温調理器です。
低温調理がどんな調理方法なのかについては、次の記事を参考にしてみてくださいね。
» 参考:低温調理とは?仕組みやできることを解説(準備中)
最近では本当にたくさんのメーカーから低温調理器が発売されています。
とはいえ、どの低温調理器も「コンテナの水を加熱する」という機能ではどれも同じ。基本的には好きなものを選んでいただいて構いません。
メーカーや機種ごとに操作性やデザインは違うので、どれにしようか迷ったら次の記事も参考にしてみてください。
コンテナ(水槽、ナベ)


低温調理では食材を湯煎状態にするので、お湯をはっておくコンテナが必要です。
もしご家庭に深めのナベがあれば、それをコンテナとして使いましょう。
僕のおすすめのコンテナは次の通り。
- アスベルキッチンボックス:4人分程度
- 無印良品 両手鍋6L:2人分程度
調理人数に応じて使い分けましょう。
より詳しくコンテナの選び方が知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。


ポリ袋


低温調理では食材を湯煎状態にするため、ポリ袋が必須です。
僕のおすすめはジップロックフリーザーバッグ。サイズ選びの目安は次の通りです。
Mサイズの方が頻繁に使いますし、空気が抜きやすいので、僕はMサイズ多めにストックしています。
ポリ袋選びについて詳しく知りたい方は、次の記事もどうぞ。


【5選】低温調理であると便利なもの
低温調理をラクに進めるために、あると便利なものをご紹介します。
- デジタル式の温度計
- はかり(0.1g単位)
- ガスバーナー
- トング
- ビン
最初はムリして揃える必要はありませんが、しばらくして必要性を感じたら買い足していく感じでOKです。
デジタル式の温度計


低温調理器の動作確認用に、デジタル式の温度計があると便利です。
ごくまれに低温調理器の故障で、温度がうまく上がらないことがあるようです。知らずに調理してしまうと食中毒の恐れもありますから、できれば調理のたびに動作確認をした方が安心。
低温調理以外にも、揚げ物の際に便利なので買っておいて損はないグッズです。
はかり
お肉料理の塩味を決める際に「0.1g単位で測れるデジタル式のはかり」があると、とても便利です。
» 参考:低温調理のテクニック一覧(準備中)
お肉の重さの0.8%分の塩をポリ袋に入れるだけで、毎回絶妙な塩味を再現できるのでおすすめ。
1g単位でしか測れないものだと、結構味がぶれます。
ガスバーナー


メイラード反応を起こすために、ガスバーナーがあると便利です。
» 参考:メイラード反応について詳しくはこちら(準備中)
低温調理では100度以上の温度になりません。そのため、焼き色をつけて香ばしくする…といったことができず、風味に欠けることがあります。
もちろんフライパンでも焼き色をつけられますが、ガスバーナーの方が火の通り過ぎが防げたり、部分的に炙ることができます。
トング


お肉を低温調理するなら、トングがあると便利です。
低温調理後のお肉は柔らかく、すぐに崩れてしまいます。
そんなときには、先がプラスチック加工されたトングがあれば扱いがラクになりますし、盛り付けもスムーズです。
ビン


ヨーグルト作りの時には、ビンがあると便利です。
»参考:【失敗なし】低温調理器を使ってR-1ヨーグルトを1000mlに増やすレシピ
牛乳パックに材料を混ぜてふる…という方法もありますが、中身が吹き出したりといった問題も。そんなに高いものでもないので、日常的にヨーグルトを増やすならビンは用意した方が便利ですよ。
色々なビンを試した結果、ボルミオリ・ロッコのものが一番使いやすかったです。
まとめ
最後に本記事の内容をまとめます。
「まずは最小限の道具で低温調理を始めたい!」というかたは、次の3点セットを用意しましょう。
- 低温調理器
- コンテナ
- ポリ袋
だんだん慣れてきて必要を感じてきたら、次の道具も導入を考えてみてください。
- デジタル式温度計
- はかり
- ガスバーナー
- トング
- ビン
今回の道具の中でいちばん悩むのが、低温調理器選びだと思います。
具体的な選び方は次の記事にまとめましたので、合わせて参考にしてみてください。

