- ハイパーボルトってどんな器具?
- プラスとの違いって?
- 効果的な使い方を知りたい
- 正規代理店と並行輸入品の違いは?
このような疑問にお答えします
「ハイパーボルト」は、デスクワークや長時間の勉強などのコリに効果バツグンなマッサージ器具です。
ハイパーボルトとハイパーボルトプラス(以下プラス)の両方をRentioで借りて試した結果、僕はプラスの方を買いました。
今では毎晩のように愛用している僕が、次の内容を解説します。
- ハイパーボルトとは?
- プラスとの違い
- 効果的な使い方
- どこから買うべきか
結論として、大満足でした。
安いマッサージ器具を買うくらいなら、ハイパーボルト一本買った方が満足度高いです。
ハイパーボルトとは
ハイパーボルトは、振動によって身体のコリやこわばりを解消するグッズです。
1分あたり約1,800回〜3,180回で高速振動することで、身体をほぐします。
廉価版のハイパーボルトと、上位機種のプラスの2種類があります。
ハイパーボルトの効果
ハイパーボルトは、筋膜リリース用のマッサージ器具です。
「筋膜」とは筋肉を包む柔らかい組織のこと。悪い姿勢や筋肉の使いすぎ、偏った動作の継続などによって癒着(くっつく)したり、からまってしまう性質があるそうです。
そこで、筋膜リリースが必要になってきます。
ハイパーボルトなどを使うことで、癒着した筋膜をリリース(開放)して、「筋肉の柔軟性」を取り戻し、「筋肉のこわばりを解消」することで、「質の良い筋肉」を保ったりできるというわけです。
ハイパーボルトの愛用者
プロのアスリートや整骨院などがハイパーボルトを愛用しています。
- 大坂なおみ選手(プロテニス)
- 槙野智章選手(プロサッカー)
- 楢崎智亜選手(クライミング)
- とくやま整骨院
- ますい整骨院
- さいたま与野整骨院
芸能人では、ロンブーの田村淳さんなどもハイパーボルトを使っている様子が確認できました。
ハイパーボルトの付属品
付属品は「ハイパーボルト」も「プラス」も違いはありません。
- ハイパーボルト本体
- 充電用ACアダプタ
- アタッチメント5種類
部位ごとに使い分けができるアタッチメントが標準で5つもついてきます。
ハイパーボルトとプラスの違い
ハイパーボルトとプラスのカタログ値を引用すると、以下の通りです。(出典元:Hyperice公式)
商品名 | ハイパーボルト | プラス |
---|---|---|
サイズ | 横17cm x 縦25cm x 幅6cm | 横17cm x 縦25cm x 幅6cm |
重量 | 約1.1kg | 約1.3kg |
充電 | 約2時間連続使用可能 | 約2時間連続使用可能 |
パワー | ブラシレスモーター / 60W | ブラシレスモーター / 90W |
振動数 | レベル1:30㎐ レベル2:40㎐ レベル3:53㎐ | レベル1:30㎐ レベル2:40㎐ レベル3:53㎐ |
回転数 | レベル1:1800 レベル2:2400 レベル3:3180 | レベル1:1800 レベル2:2400 レベル3:3180 |
アタッチメント | 5種類 | 5種類 |
保証 | 1年間(正規品) | 1年間(正規品) |
カラー | シルバー | ブラック |
価格 | 55,500円 | 73,260円 |
違いは「重量」「パワー」「色」「価格」です。
振動数や回転数は同じですが、実際に使ってみるとかなりの差を感じました。
「ハイパーボルト」と「プラス」どちらを買うべき?
スペックを見ただけでは違いが分かりづらいので、僕が考える「最適な選び方」を解説します。
- 重量 :持ちにくいほど重くないか
- パワー:プラスほどのパワーが必要か
- 価格 :予算内か
予算はそれぞれだと思うので、「重量」と「パワー」に絞って解説しますね。
重量
ハイパーボルトとプラスを比べると、200gの差は大きいと感じました。
プラスは、かなりズシっと重量を感じます。
目安は、以下です。
- ひとりでマッサージすることが多い:ハイパーボルト
- 家族など誰かにやってもらえそう:プラス
自分で背中や肩にあてようとすると、体勢がきつくなりがちです。そのため、セルフケア目的だとプラスでは持ち手が疲れてしまいます。
ひとりでマッサージするなら、ノーマル版の「ハイパーボルト」の方が扱いやすいです。
パワー
60Wと90Wの差は、想像していた以上に大きいです!
ぜひRentioなどで実機をお試しいただきたいんですが、僕の主観でいうと次のような感じです。
- ハイパーボルト:筋肉の表面〜少し中の方までほぐしてくれる
- プラス:奥の方までガッツリほぐしてくれる
実際に使った感じは、概ねこんな感じ。あくまでイメージです(笑)
予算が許して、誰かにやってもらえそうならプラスが圧倒的に良いと感じました。
ハイパーボルトの基本的な使い方
ハイパーボルトの使い方を解説します。
とはいっても、あまり難しいことはありません。
1. アタッチメントを取り付け

本体の先端にアタッチメントをセットします。
はめるときにはそのままグッと押し込めばOKです。
2. 主電源をONにする

持ち手の底にある「主電源」をONにします。
3. パワーボタンを押す

パワーボタンを押しましょう。
振動は3段階あります。
ボタンを押すたびに「弱 → 中 → 強 → 切」の順に切り替わります。
4. 気になるところに当てる

コリが気になる場所に、アタッチメントをあてましょう。
手順はたったこれだけです。
ハイパーボルトの効果的な使い方
僕がこれまで使ってきた中で、効果的だった使い方をご紹介します。
トリガーポイントを狙うのが効果的
どこを狙ったらいいかわからないときは、トリガーポイントを狙うとより効果を感じられます。
トリガーポイントとは、筋膜などにある「痛みのセンサー」のことで、ここの血行不良を改善することで痛みを軽減できるといわれています。
トリガーポイントに関する専門書は高額なものが多いため、Googleの画像検索でトリガーポイントを調べることが多いです。
» 参考:「トリガーポイント」をGoogle画像検索で調べる
僕は、肩こりや腰痛を感じることが多いので、肩甲骨の上部(僧帽筋の上の方)や腰のあたり、お尻のあたり(臀部)のトリガーポイントを押すことが多いです。
足ツボマッサージにも効く!
地味に気に入っているのが、足ツボマッサージとしての使い方です。
足の裏だと強めが気持ち良かったので、グリグリ力が入る「Bullet」アタッチメントを使って押してます。
アタッチメントの使い分け

ハイパーボルトには5種類のアタッチメントが付属していますが、説明書にはどのような場合に使ったら良いかという説明はありません。
僕の主観になりますが、各アタッチメントの特徴をまとめると次の通り。
- Fork :二点同時に刺激。圧はやや強め
- Bullet:一点集中で、圧はかなり強め
- Flat :広範囲に均等に圧がかかる
- Cushion:クッションタイプで圧は弱め
- Round:スポンジ状、やや弱めの圧がかかる
僕は強めが好きなので、「Flat」と「Bullet」のどちらかを使います。
他のアタッチメントを使うことは、まったくないですね。
アタッチメント「Flat」タイプ

肩、背中、お尻などは「Flat」タイプを使っています。
「強すぎず・弱すぎず」の程よい刺激で、足裏以外はすべてこれで済んでいます。
アタッチメント「Bullet」タイプ

足裏マッサージ用として使っています。
肩などには強すぎますが、足裏だとちょうどいい感じです。
ハイパーボルトとプラスのレビュー

長年気になっていたコリがラクになった
肩こりがひどすぎて頭痛や吐き気を感じることがありましたが、ハイパーボルトを使ってから頭痛がだいぶラクになりました。
他の振動系のマッサージ機やストレッチポールも試しましたが、どれも効果はなく……
ここまで効果を感じたのは、ハイパーボルトが初めてでした。
直感的に操作ができる
操作が簡単なので、マッサージで戸惑うことがありません。
ハイパーボルトのコピー品の中には、何十段階もの強さの設定ができるものもあるようですが、そんなにたくさんの強さを使い分けられないですよね(笑)
強さの設定は3段階(弱・中・強)から選びます。
コンパクトで持ち運びもできる
他の筋膜リリース器具よりもコンパクトで、持ち運びもできます。

登山や国内旅行のときにカバンに忍ばせることができますし、家に置いても邪魔にならない大きさです。
他の筋膜リリース器具とは、例えばこのようなものですね。
実は、こちらのフォームローラーも持っていますが、ほぐれ具合はハイパーボルトの方が上でした。
バッテリー容量は十分
バッテリーは2時間持つので、電池を気にせずに使えます。
一回あたりの使用時間は長くても20分ほどなので、数回分は充電なしでも使える印象です。
睡眠改善の効果もあるかも
ハイパーボルトを使うと、寝落ちする瞬間がわからないほどストンと眠りに落ちます。
これまで僕は、ラベンダーのエッセンシャルオイルを炊いたり、睡眠ホルモンのメラトニンを飲んだり、マクラや布団を変えたり…と、いろいろ試行錯誤してきた中で効果はNo. 1かも。
ハイパーボルトをあてたあとは、身体がポカポカして軽くなった感覚になるんですよね。
ちなみにオレンジのサングラスは相変わらず効果バツグンです。
» 参考:オレンジのサングラスの記事(準備中)
「どうしても睡眠を改善したい!」という場合には必須アイテムですが、なにせ見た目があやしくなるので万人には薦められません。(笑)
ただし、重い
プラスの重さは、1kgを超えます。

自分自身で届きづらい「肩」だったり「腰」などをマッサージするのは、かなりキツイ重さです。
一方で「家族にやってあげる」という使い方では、むしろ本体の重量のおかげで安定して施術ができ、余計な力がいらずにマッサージすることができました。
ハイパーボルトを使う前に気になっていたこと
実際に使ってみる前に気になっていたことは次の通りです。
- 痛いのでは?
- うるさいのでは?
骨にあたると痛いですが、そのほかは痛みを感じることはありません。
もみ返しについても今のところはなくて、適当なマッサージ店に行くよりも身体がラクになるんじゃないかというほど。
もし「ちょっと痛そうかも…」という方は、アタッチメントを「Cussion」や「Round」などの柔らかいものを使うと良いと思います。
また、振動数がすごいのでうるさいか…と思いきや、そこまで気になりませんでした。
強さ | ハイパーボルト | プラス |
---|---|---|
弱 | 50dB | 60dB |
中 | 55dB | 63dB |
強 | 64dB | 66dB |
静音性に関しては、特許技術「Quiet Glideテクノロジー」を採用しています。
あまりうるさくならないように配慮されていると感じました。
ハイパーボルトの購入先

ハイパーボルトの定価は以下の通りで、結構高めです。
- ハイパーボルト:55,500円
- プラス:66,600円
ここからは「正規代理店」「並行輸入品」などの違いも含めて解説します。
正規代理店からの購入がおすすめ
結論、正規代理店からの購入がおすすめです。
正規代理店の他に、安く買える並行輸入品というものがあります。
ところが、並行輸入品は保証や修理の対象外になっていることが多く、模倣品を買ってしまうリスクも残ります。
ハイパーボルトのような高額商品では、できるだけリスクは避けるのが得策。そのため、正規代理店からの購入が無難です。
ハイパーボルト
ハイパーボルトの購入先は、楽天市場かYahoo!ショッピングの二択です。
どちらも正規代理店なので安心。
ハイパーボルトプラス
プラスについても楽天市場とYahoo!ショッピングに正規代理店があります。
僕は楽天市場の「フィットネス市場」からプラスを購入しました。
大量生産により、価格見直しと機能強化が図られています。
高額なので、迷ったらレンタルを
ハイパーボルトやプラスは高額なので、いきなり買わずにまずは試してみるのがおすすめです。
全国に数カ所ある、実機が置いてある販売店舗で試すこともできますし、おうちで試したい方はRentioがオススメ。
ハイパーボルトのようなマッサージ器具は、夜寝る前に使う場合が多いと思います。
販売店舗で試す場合には、あまり落ち着いて試すことができません。
僕も実際にRentioを使い、「家で使うイメージ」が鮮明になってじっくりと買おうかどうかの意思決定ができました。
なお、RentioではAmazonアカウントが使えます。
たとえばAmazonでクレカ登録をしていれば、その決済方法でレンタル料の支払いができるので便利です。
デメリットはレンタル料が高めなこと。
ただ、試さずに買って失敗することがないので、逆に安上がりかなと思っています。
» 参考:レンタルサービス「Rentio」でハイパーボルトを試してみる
身体にあったマッサージ器が見つかっていない方は、ぜひ試して欲しい
ハイパーボルトを手にして、「今までのマッサージ器はなんだったんだ…」と思ってしまうほど感動しました。
以下、本記事の内容をまとめます。
- 筋肉は筋膜に包間れており、これが癒着するとコリやこわばりなどが起きる
- ハイパーボルトは、この筋膜リリースをするための器具
- ハイパーボルトとプラスの違いは、「色」「パワー」「重さ」のみ
- アタッチメントは「Flat」「Bullet」がおすすめ
- トリガーポイントを参考にしてあてると効果絶大
また、購入先は保証を受けたり、模倣品を掴まないためにも正規代理店からの購入がおすすめです。
ハイパーボルトなら以下の購入先がおすすめです。
ハイパーボルトプラスのおすすめの購入先は以下となります。
「試してから、購入を決めたい…」という方は実機が置いてある販売店舗か、レンタルサービスを使って自宅で試す方法があります。
» レンタルサービス「Rentio」でハイパーボルトを試してみる
以上、ハイパーボルトについてお届けしました。
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