4色ボールペンの傑作「LAMY2000(ラミー2000)」をレビュー

「LAMY2000」の熱狂的なファンである僕が、半世紀以上にわたって愛され続けているこの多色ボールペンをレビューします。

  • 「LAMY2000」ってどんなボールペン?
  • 「LAMY2000」の欠点
  • 「LAMY2000」のおすすめポイント

一度トリコになったら二度と離れられないような、素晴らしいボールペンです。

「LAMY2000」ってどんなボールペン?

このページにたどり着いたということは、「LAMY2000」がどんなボールペンかはだいたいご存じだと思いますが、念のためご説明。

名称LAMY 2000
種類4色ボールペン
方式振り子式
インク種別4C規格
素材マクロロン樹脂/ステンレス
メーカーLAMY
発売1966年
デザインゲルト・ハイト・ミュラー氏
コンセプト「西暦2000年になっても色褪せないデザイン」

スペックは大きく、こんな感じです。

それにしても、「西暦2000年になっても色褪せないデザイン」 というのはカッコ良過ぎます。

LAMY2000の欠点は「インク」と「ペンクリップ」

先に、LAMY2000の欠点から明かします。

  • 純正インクがダメダメ
  • ペンクリップが手に当たるとイタい
  • 純正インクがダメダメ

    LAMY2000の欠点はズバリ、純正のインクが使い物にならないことです。

    • インクフローが悪い
    • 書いた文字がスレる
    • 書き味が重い

    1966年の発売当初ならばともかく、これはちょっとひどいレベルだと思います。

    国産のリフィルに付け替えた

    そこで、国産メーカーの出しているリフィル(替え芯)を使うのがおすすめ。
    LAMY2000のリフィルは「4C規格」と呼ばれるものを使っているので、それの国産を使えばよいということになります。

    メーカーは、大きく2つから選ぶことになると思います。

    • uni(適合品番:SXR20005)
    • PILOT(適合品番:BRFS-10F)

    僕は、ジェットストリームがオススメです。
    文字を書くときのサラサラ感はなかなかのもので、インクフローもバッチリ。
    発色もよいです。
    ただし、ジェットストリームにはグリーンの色がないので、他社製のものを使う必要があります。

    一方でPILOT製も、ドクターグリップに似た書き心地で問題ありませんでした
    PILOTは安いので、僕は何度かPILOT製を試しました。
    が、ペンを落としてしまうたびにインクが出なくなってしまったので、個人的にはあまりおすすめしません。
    緑色だけ、ジェットストリームがないので仕方なく使っているという感じです。

    ペン先の太さで、「0.7mm」「0.5mm」など数種類あるので注意して購入しましょう。

    ペンクリップが手に当たるとイタい

    もう一つの欠点として、とがったペングリップが手にあたると痛いということもあります。

    これについては、ペングリップを上に向けるように握ることで対処可能。
    これを読んで不安に感じられた方は、お店で実際に持って確かめてみるのをオススメします。

    銀色のペンクリップが当たるとイタい

    僕ははじめこのペンクリップが手に当たりすぎて、「高い買い物だったのに、失敗したか!?」と思いましたが、慣れれば手に当たることが少なくなって気にならなくなりました

    今ではまったく気にならず、毎日使っています。

    LAMY2000のおすすめポイント

    おすすめポイントはキリがないですが、あえて挙げるなら次の3点。

    • 4色ボールペンなのに洗練されたデザイン
    • 商品コンセプトがカッコいい
    • 高級ボールペンに採用される「振り子式」

    シンプルなボディーにも関わらず、4色ペンというから驚きです。
    多色ペンって、だいたいが野暮ったいビジュアルだったりすることが多い中で、この洗練された外見は圧倒的な存在感があります。

    そして、僕がグッときたポイントが「西暦2000年になっても色褪せないデザイン」という商品コンセプトです。
    このLAMY2000って、単純にカッコいいんですよね。
    すでに西暦2000年を過ぎてもなお、全く色褪せていないのはすごいことではないでしょうか?
    これ一本あれば、他のボールペンはいらないと思えるほど所有欲を満たしてくれるプロダクトだと思います。

    そんなLAMY2000のデザインを担当されたのが、バウハウス出身のゲルト・ハイト・ミュラー氏
    バウハウスといえば、1919年のドイツに設立された美術や建築などの総合学校で、モダニズムの源流となったような教育機関。
    ムダを排した合理的なデザインは、バウハウスならではのものなのでしょう。

    ボディーの素材は、大きく二つから成り立っています。

    ブラックの部分は、木炭のような質感のマクロロンとよばれる樹脂を使用。
    先端のシルバー部分は、削り出しのステンレスで、重厚な質感になっています。
    このコンビネーションが高級感をグッと上げています。

    LAMY2000は4色ボールペンですが、「振り子式」と呼ばれる方式を採用しているためノック部分が一か所しかありません。
    出したい色を上にむけてノックすると、目当ての色を出せます。

    インクを出すときの音は、金属の擦れるような「シャッ」という音です。
    不快感に思う方もいるようですが、僕はかえって高級感があって好きだなぁと思っています。

    また、外観で一番のポイントはつなぎ目が目立たないことでしょう。
    一見、シルバーとブラックの境が継ぎ目になっているように思えますが…実はブラックの部分に継ぎ目があります。
    表面加工が精巧にできているので、なせる業だと思います。

    そして、今では当たり前に備わっているバネ式のペンクリップを世界で初めて搭載したのがLAMY2000だそうです。
    ペンクリップの裏にバネを搭載しており、ノートや胸ポケットなどにはさんだ時にもしっかりとホールドしてくれます。
    無理な力がかかったときにも、ある程度は衝撃吸収してくれそう。

    まとめ

    LAMY2000は、4色ボールペンにもかかわらずシンプル・洗練されたデザインです。ペン自体の重心も絶妙で、書き味も良好。
    たしかにインクが良くないという問題があるものの、国産のものに取り替えてしまえば全く問題なし。

    ペンクリップが硬くとがっているので、ここが気にならなければかなりいい買い物だと思います。

    「自分へのご褒美で、ちょっといいものが欲しい」「ちょっと気の利いたプレゼントをあげたい」といったときには、間違いないアイテムだと思いました。

    僕は、今のが壊れても同じものを買い直すと思います。

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