とにかく簡単なボダムのフレンチプレスをご紹介
コーヒーを自分で淹れるというと、優雅に時間をかけて…というイメージかもしれません。
できれば時短でコーヒーを淹れたいと思った時には、ついついインスタントコーヒーに行ってしまいがち。
そんな時には、フレンチプレス が強い味方になってくれるかもしれません。
コーヒー抽出器具、フレンチプレスをご紹介
フレンチプレス はその名通り、フランスでコーヒー用に開発されました。
日本では、紅茶のための器具として有名になったので、もしかしたら「紅茶を入れる器具でしょ?」と思われる方も多いかもしれません。
使ってみるとわかりますが、これがコーヒーにぴったりの設計です。
とにかく簡単に、コーヒーが淹れられちゃいます。
コーヒーを淹れる手順

まずは、準備からです。
お湯を沸かし、コーヒ豆を挽きましょう。
豆ではなく、粉を使う場合にはある程度粗めのものを使いましょう。(細かいと、粉がフィルターを透過してしまいます。
続いて、今回主役のコーヒー器具であるフレンチプレス と、マグカップまたは水筒を温めます。
少し面倒ですが、この手順をやるだけで味が全く違います。
なんだか味がイマイチ…という時には、器具を温めているか?カップを温めているか?を再確認してみてください。

いよいよフレンチプレス にコーヒー粉を入れましょう。
このままお湯を一気に入れてもいいですが、できれば半分に止め、30秒ほどそのまま放置します。
コーヒー豆を蒸らすことが、ねらいです。

次に、残りのお湯をゆっくりと注ぎましょう。
注ぎ終わってから、4分半待ちます。
最後に、プレスして粉を底の方に押し込みましょう。
あとはカップに注ぐだけ。
豆の挽き具合
豆の挽き具合が一番迷うところかもしれません。
粗すぎても味が薄くなってしまいますし、細かすぎるとフィルターを透過して粉っぽくなってしまいます。
本当は珈琲屋さんにアドバイスをもらいながら、挽き具合を調整すると良いのですが、ここではナイスカットミルを使った目安をご紹介したいと思います。
だいたい4番あたりがフレンチプレス には向いているのではないか、というのが僕の意見です。
他の種類のミルをお持ちの方も、色々な粗さでぜひ試してみてください。
焙煎度合いについて
「少し深め〜かなり深め」がオススメです。
この辺りは完全に好みの問題になりますが、浅めの焙煎だと味にパンチがなく、物足りない印象です。
フレンチプレスのメンテナンス
メンテナンスは至って簡単です。
まず、コーヒーの粉を捨てます。
三角コーナーなどにネットを設置して、そこに捨てるので良いでしょう。
そして、器具の内部を掃除します。
ここでは、水筒など用の長いスポンジでも良いですし、食洗機を使うのも手間がかからずオススメです。
汚れがひどい場合には、フレンチプレス 本体に少量の水と食器洗い用洗剤を少し垂らして、何度かピストンしてやると泡立ってきれいに汚れが取れます。
あとがき
- フレンチプレス は簡単
- 食洗機もOK
- 豆の挽き具合は、メッシュを通り抜けなければ。中びきぐらいが僕の好み
- 焙煎具合は、深めからがオススメ。
- メンテナンスも簡単
なお、毎朝フレンチプレス でコーヒーを淹れ、それを水筒で持っていくと地味に節約になってオススメです。
僕は、サーモスの350mlの水槽を愛用しています。
美味しくない缶コーヒーを買うよりも、美味しくて安い。
そんなとき、朝の忙しいときにコーヒーなんて淹れてられない!というときには、ぜひお手軽なフレンチプレス をお試しください。