かろちょあ

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ボールペン1本分の大きさなのに、色鉛筆8本収納できるマルチ8が便利すぎました。

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ボールペン1本分の大きさの8本の色鉛筆を使えたら…すごいと思いませんか?

マルチ8ならそれが可能です。ぺんてるの隠れた名品、マルチ8を使ってみた感想をご紹介したいと思います。

マルチ8とは?

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マルチ8は、ペン一本に8色の色鉛筆を収納したものです。いわば、多色ボールペンの色鉛筆バージョン

普通のボールペンが多くても4色程度ということを考えると、単純計算で2倍もの芯を収納しているということです。

標準でついてくる色の種類は後述しますが、もちろん後から自分の好きな色の替え芯をセットしてカスタマイズも可能。(2B, B, HB, Hの鉛筆芯が入った801というバージョンもありましたが、現在は販売停止)

もともとぺんてるでは色鉛筆を作っていませんでした。

そこで、よく見る箱入りの色鉛筆よりも携帯に便利なものを作ろうということで1982年に子供向けに発売されたのがプリズメイト(マルチ8の前身)でした。ちなみに、今の海外版マルチ8はプリズメイトそのものです。

その後、イラストレーターや漫画家などのクリエイティブ系の人向けとして1987年にモデルチェンジしたものがマルチ8になります。さすがにクリエイティブ系の人用に作られたせいもあって、プラスチック製ながら作りも結構しっかりとしています。

ノンコピー芯ってなんだ?

マルチ8にはノンコピー芯という種類の芯が標準で2種類セットされています。

そのまんまですが、ノンコピーはコピーに写らないという意味だそうです。

ところで、標準でセットされているノンコピー芯は次の二つ。

PPCノンコピー :普通紙コピーに写らないブルー芯(色芯)
シアゾノンコピー青焼きコピーに写らないピンク芯(色芯)

本来の用途使うならば、普通紙コピーに写らないとされているPPCノンコピー芯の方だと思います。

僕の場合には、本来の用途では使っておらず、両方ともただの薄い色として使っちゃっています。これが、意外と使い勝手がよくてヘビーユースしてしまっています。

各部の名称

芯を押さえる部分(銀色)を「チャック」、芯の色が表示されている部分を「芯名表示」、ヘッドの白い縦棒のマークを「芯かえ位置表示ライン」、ヘッドのノックするところを「ノック」といいます。

マルチ8の使い方

(1)芯の色を選ぶ

使いたい芯の色にクリップの先端を合わせます。

(2)芯を出す

次に芯を出します。

マルチ8を下に向けてヘッドのノックするとするっと芯は抜けて行ってしまいます。そのため、ノック時はもう片方の手で芯を受け止めなければなりません。

マルチ8は普通のシャープペンとは少し違った構造になっているので、初めは戸惑うかもしれませんがすぐに慣れるので安心してください。

(3)芯をしまう

芯をしまう時は簡単。ペン先を上に向けて机に向けてノックすればOK。

重力のおかげでスルっと芯が収納できます。

芯の交換の方法

芯の長さが15mmほどになったら、芯を新しいものに交換すると良いと言われています。

交換の方法は簡単。手で芯を支えずに下に向けてノックすれば芯は落ちていきますから、古い芯を抜いて、ノックを押しながら新しい芯を入れれば完了です。

削り機はいるのか問題

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マルチ8には芯を尖らせるための削り機が付いているモデルと、削り機なしの二種類があります。削り機付きのセットは値段が高いので、どちらにするか迷うところです。

好みの問題もありますが、削り機付きセットはあまりオススメしません。僕のようなちょこちょこ使う程度の人にとっては削り機なしでも十分。むしろ削らない状態の方が色鉛筆独特の素朴ないい味が出る気がします。

一方で、削り機が後で欲しくなりそうな方や、細かく塗ったりするアーティストの方であれば削り機付きを選んだ方がいいでしょう。

色の種類・色ごとの濃さ

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▲それぞれの色は大体こんな感じです。

上の写真が標準でセットされている8色です。

形はコンパクトですが、ちゃーんと色鉛筆感が出ているのがお分かりいただけると思います。紙の質によっても表情が変わるのが色鉛筆の味わい深いところ。

モニタだとわかりずらいかもしれませんが、基本的にはYELLOWと〜COPY系は薄くそのほかは濃いです。上の色から順に説明していきます。

RED

濃淡:濃いめ

赤です。

赤はボールペンばかり使っていたので忘れてましたが、確かに色鉛筆の赤ってこんなでした。全ての色で言えますが強弱で色の濃さが調整できるのはいいところです。それによって無機質な感じではなく、とっても繊細なタッチになるんですよね。赤は、うすーく書くと若干ピンクっぽくなりますし、濃く書けばぱっきりした目立つ赤になります。心理学的に赤って集中力の観点からよろしくないようなので個人的にはあんまり使いませんが、たまーにアクセントとしてつかったりはします。

BLUE

濃淡:濃いめ

ザ・青です。こちらもボールペンとの対比になりますが、かなり優しい青です。紙のボコボコ感によって表情が変わるのでアナログな感じでグッときます。

うすーく書くと、ちょっと水色寄りの色に。しっかりかけばパキッとした青になります。僕はちょっと目立たせたいとかなんかに薄めに書いて使ってます。

BLOWN

濃淡:濃いめ

ブラウン(こげ茶)です。

ここからはボールペンにないバリエーションの色ですね。ブラウンは地味な色なので目に入った時にうるさくないです。

かといって目は引くのでちょっとしたアクセントになるので使い勝手は思いの外良いです。

ORANGE

濃淡:濃いめ

結構どきついオレンジです。こちらはぱっと見で目を引く色なのであまりに多いとうるさくなります。ここぞ!というときに使うことが多いです。僕は暖色系では赤よりもオレンジを使うことが多めです。

YELLOW

濃淡:薄め

色鉛筆の黄色もそうだったと思いますが、黄色は薄い。個人的にあまり好きになれないのであまり使いませんが、イラスト目的で使う人は欠かせないかもしれません。

GREEN

濃淡:濃いめ

緑は、さりげなく目立ってくれます。主張があまり激しくないので色分けするときに大活躍。ブラウンと同じぐらいの使用頻度でしょうか。もちろん力の入れ具合で表情も変わります。赤やオレンジのように多用しすぎでうるさくなることもないので安心して使えます。

DIAZO NON COPY

濃淡:薄め

ピンク、桃色といった感じの色です。暖色系で目立たせたくないときにはこの色一択。ノンコピー芯ではありますが、なかなか使い勝手がいい色です。

PPC NON COPY

濃淡:薄め

「みずいろ」といった感じの、寒色系では一番さりげない色です。何度も登場するキーワードなど、同じ紙上で同じ色を塗らなきゃいけないときにこの色はめちゃくちゃ便利。この色が同一紙面上で埋め尽くされててもあまり気になりません。個人的にはかなりの頻度でお世話になっている色です。

マルチエイトの種類

マルチ8にはいくつかの種類があります。

今からマルチ8を買い直すとしたら、どの色を入れたかが一目でわかる海外版のマルチ8を選ぶと思います。

またマルチエイトとスーパーマルチエイトは見た目が全く同じなので注意が必要です。僕も初めて買ったときに間違えて注文してしまいました。

マルチ8

ぺんてる シャープペン マルチ8 PH802  ホルダータイプ

ぺんてる シャープペン マルチ8 PH802 ホルダータイプ

 
ぺんてる マルチ8セット  PH802ST  色芯8色

ぺんてる マルチ8セット PH802ST 色芯8色

 

まずはスタンダードなマルチ8からです。上でも紹介した基本の8色がセットされたタイプになっています。

上段はマルチ8本体だけのモデル、下段は替芯と削り機がついたモデルです。

スーパーマルチ8

ぺんてる シャープペン スーパーマルチ8  PH803

ぺんてる シャープペン スーパーマルチ8 PH803

 
ぺんてる スーパーマルチ8セット PH803ST

ぺんてる スーパーマルチ8セット PH803ST

 

こちらはスーパーマルチ8という色鉛筆とボールペンがセットになったモデルです。

ボールペン色は黒、赤、青の三色。色鉛筆は、PPCノンコピー、蛍光ピンク、蛍光イエローの三色という組み合わせです。 

海外版マルチ8(プリズメイト)

1982年発売「プリズメイト」そのものが海外版として販売されており、本体のカラーバリエーションがあるのが特徴。カスタマイズで言えばこちらの方が使い勝手が良さそうです。

日本版と違って芯名表示がなく、ボディーが透明なので自分の好きな芯色に交換しても違和感がなさそうです。

あとがき

このマルチエイト、使えば使うほど思いますがめちゃくちゃ良くできています。

前は無印良品でも販売してたようですが今はもうないようです。もったいない…こんなに使い勝手がいいものなのに他のメーカーの参入がないのは不思議です。

とにかくコンパクトな色鉛筆なので、ジャラジャラと机上に大量の色鉛筆を出せない社会人の方でも、会議中のメモや資料のチェックなどに使えます。

また学生の方でもノートや暗記学習の補助にマルチエイトは助けになってくれるでしょう。