ブログを始めたての頃は、どんな文章を書いたらいいか迷いますよね。
僕はブログを始めて2年ほどになりますが、ブログを始めたての頃は全くタイプが進まずに、かなり迷宮入りしていた記憶があります。
始めたては、まぁ本当にヒドかった。
現在もまだまだではあるんですが、「ブログ始めたての自分」よりはマシになってきているとは思います。
そこで、今回はライティング力を上げるために必要なことをご紹介します。
目次
これからブログを始める人がライティング力をつける方法

ライティング力を一言でいうならば、「相手に伝える力」だと思います。
言い換えれば、読者の方にとって親切な文章を書くことができればライティング力が高いといえるでしょう。
では、どんな文章なら読者の方に親切なのでしょうか?
ここでは一般的にいわれている、読者にやさしい文章を書くためのテクニックをご紹介します。
その見出しの使い方、大丈夫?
文章の前に、超重要な見出しの解説から。
見出しは、読者が「記事を読むかどうか」を決める要素ですから、超重要です。
見出しは、H2から始まって、H3、H4の順に使います。
(はてなブログはH3→H4→H5の順で、H2はありません)
- H2:アップル製品
- H3:アップル製のパソコン
- H4:MacBook Air
- H4:MacBook Pro
上の表のように、話の大きさごとに見出しを変えていくイメージです。
僕がはてなブログを使っていた時には、見出しの使い方がめちゃくちゃでした。
(H4のサイズがちょうど良かったので、H4ばっかり使っていた)
基本的に見出しによって記事の階層を表してあげた方が良いといわれており、その理由は次のとおり。
- 検索エンジンに記事の構造を理解させる
- 読者にとっての読みやすさ
読者に取っての読みやすさは当然のことですが、検索エンジンへの評価にとっても重要だといわれており、Googleの検索順位が上がるだけで、閲覧者はグッと増えます。
僕はブログを始めた当初、誤解していた部分だったので解説しました。
必ず、Hの見出しタグを使いましょう。
漢字とひらがなの割合を確認する
漢字とひらがなのバランスは、読みづらくないか?を確認しましょう。
どちらかに偏りすぎても読みづらい文章になってしまいます。
① 私は御挨拶の為に近所の花屋で薔薇を購入 ② わたしはごあいさつのためにきんじょのはなやでばらをこうにゅう ③ 私はごあいさつのために近所の花屋でバラを購入
極端にしてみましたが、③の文章がいちばん読みやすいのではないでしょうか?
漢字には「漢字の圧迫感」が、ひらがなには「ひらがなの圧迫感」があります。
それぞれ違う圧迫感を持っているので、うまいことバランスよく配置することによって読みやすくなります。
文章を書いていると、ついつい「漢字が多め」になってしまいます。
「もう少し、ひらがなを増やせないかな?」という視点でみると、うまくいくことが多いです。
「改行が少なすぎないか」をチェック
ちょっと多めに開業すると、読みやすい文章になります。
「改行をしすぎると、ページが縦に長くなってしまう」と心配しがちですが、大丈夫です。
新聞や雑誌などのように紙面が限られていないので、縦長になったところで読者はあまり気になりません。
ブログなら、ページが縦長になっても読者は気にしない
「読点(、)の打ち方」を変えてみる
文章を伝えるのに威力を発揮するのが、読点(、)です。
意味のまとまりを伝えたり、文章のリズムを整えたりする読点ですが、文章を書き始めた頃はその扱いに困ってしまうことも多いのではないでしょうか。
一つの目安としては、「一文の中に、読点を1こ以上入れる」ということがオススメです。
「ちょっと、わざとらしいかな?」と思っても、音読をしてみると案外しっくりくることも多いと思います。
記事を書いたら、一晩寝かせて再読する
「真夜中に書いたラブレターは、翌日読むと後悔する」といわれるアレです。
これは渾身の文章だ!と思った記事であっても、一晩寝かせることをオススメします。
次の日の朝に読んでみると、修正したい部分がいくつも出てくるはず。
記事の完成度を上げたいなら、試してみるべきテクニックです。
書いた文章を音読してみる
書き終えた記事は、音読してみましょう。
話のつながりがおかしいところがあった場合、音読なら気づきやすいというメリットがあります。
「自分は大丈夫!」と思っても、音読したら直したくなる箇所が1カ所は出てくるもの。
ライティングを本で学習するなら

「もっと体系的にライティングを学びたい!」という場合には、本がオススメ。
ウェブメディアでは体系的に知識を習得するのは難しく、初めから全体感を把握しながら学ぶのであれば本を読む方がベスト。
僕がこれまで読んできた本の中で良かったもののうち、ライティングに関するものを挙げます。
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
- 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
- セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事のとり方まで
- ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則
- Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー
正直、ネットでも無料で同じようなことは学べます。
ですが、本ならではの体系的な説明で読んでみると「あぁ、そういうことだったのか!」という納得感があり、ライバルと差をつけたいのであれば数千円の出費は惜しまない方がいいです。
まとめ
これまでに僕が学んできた、ライティングの知識をまとめてきました。
ブログにおける「ライティング力」は大きいと思っていまして、本業で文書を作成する時にも間違いなく役に立つスキルです。
上で紹介したテクニックや本などを活用して、ぜひ文章を書くことに慣れてみてください。
人生のいろいろな部分で、役に立ってくれるはずです。