かろちょあ

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『私の財産告白』本多静六:4分の1貯蓄法など

私の財産告白 (実業之日本社文庫)

「本多式4分の1貯蓄法」とは

貯蓄法で真っ先に思い浮かぶのが本多静六の「本多式4分の1貯蓄法」です。この方法は著書『私の財産告白』で書かれているもので、貯蓄の王道とも言える方法です。

具体的な方法

方法はシンプルです。

貯蓄額 = 通常収入の4分の1 + 臨時収入の100%

毎月の収入の4分の1を貯蓄し、臨時収入の100%を貯蓄するという方法です。

ポイントは順番で、手取り額から先に貯蓄分を差し引いてしまいます。

ルールを作ってひたすら守る、は習慣化の鉄則ですがそのルールはシンプルであるほどよいです。その意味で優れた貯蓄法といえます。

「本多式4分の1貯蓄法」を行うときの心構え

貯金をつづけていく上に、一番のさわりとなるものは虚栄心である
いたずらに家柄を誇ったり、いままでのしきたりや習慣にとらわれることなく、一切の見栄をさえなくすれば、四分の一天引き生活くらいはだれにでもできるのである。

出典:私の財産告白


「虚栄心は貯蓄の邪魔になる」と、本多静六はこのように心構えを説いています。

貧乏を征服するには、まず貧乏をこちらから進んでやっつけなければならぬと考えた。貧乏に強いられてやむを得ず生活をつめるのではなく、自発的、積極的に勤倹貯蓄をつとめて、逆に貧乏を圧倒するのでなければならぬと考えた。
出典:私の財産告白

 気迫を感じる文章です。なるほど言っていることは合理的です。

ただし、「4分の1貯蓄法」が実行できるかは各家庭の具体的事情によって異なるでしょう。

参考になる部分はあるにしても、全て真似をするとなると心理的負担が大きいでしょう。実行可能な範囲を模索すべきです。本多静六本人も、「家族の理解を得てから実行した」旨のことを書いていたと思います。

参考書籍